February 07, 2008

さよなら nifty

Orikabe_new 前に書いてから、半年以上たってしまった。何度も見に来ていただいた方には、謹んでお詫び申し上げます。

さて、私が初めてプロバイダと契約したのは1996年、仙台の Media Web という富士通系の小さなところだった。そのころは、小さなプロバイダが各地にあったんだよね。アクセスポイントが気仙沼市に出来ると聞き、即申し込んだのだった。アクセスポイントなんて死語に近いな。

それが、2002年の4月に、ISP事業から撤退ということで、そのまま契約を解除するか nifty に横滑りで移行するか2択を迫られ、そんなの面倒だし嫌だったけどしょうがないので nifty に移った。MediaWeb で運営していたホームページは閉鎖し、nifty に縮小した形で作り直したがそれはほぼそのまま手を付けず、いまもそのまま残っていて、なんだかみっともないことになっている。

気仙沼のホルモンとクリームサンドのページにだけは、まだ訪れる人もいるようだが…。

2004年の3月には日記をblogにしてしまおうと、ここに移ってきた。それも去年の7月に止まったままになっている。残念だけど、やめるときかもしれんと思っていた矢先、niftyからメールが届いた。

いままで、そのプロバイダ(反強制的)移行にともなう特権として、@mwnet.jp と @nifty.com の二つのメールボックスが使えていたのだが、それを「おらおら、こんどその二つを統合することにしたから、設定とかキチンとやってこっちに面倒かけるなよな」というような内容の、慇懃無礼で分かりにくいメール。

即座に問いただしたが、やっぱり埒があかない。

@mwnet.jp の人に @nifty.com の多彩なメールサービスを提供するための統合と言い張る。でも、これまではどちらも使っていた人には不便と不都合と面倒ばかりだし、@mwnet.jp だけだった人でも、もう一個使えるという可能性を消すことになり、どうみてもサービスの低下。ユーザーをなんだと思ってるのだろう。おれたちは阿呆なのか?

とっても頭にきたこともあり、nifty をやめることにした。というか、メインに使っているメールアドレスだけは当面残したいので、気合いは悪いのだが、限りなく縮小することにした。

ということで、ここを今月一杯をめどに閉鎖します。長らくのご愛顧ありがとうございました。

しかし、ココログで不具合が出まくっていたり、YouTubeみたいのでこけたり、果ては子供への性的虐待を助長するような非道なコンテンツに@nifty 表示を許したり、とっくにあきれ果てていたから、まあいい機会だろう。

それにしても、上記のリンクは nifty の正気を疑う。全く許しがたい。

つうことで、写真は nifty とは関係のないJR大船渡線の新折壁駅。息子が好きだったあの駅舎は去年取り壊され、こんなちっぽけな駅になりました。どこもそうなってるからしょうがないけど、残念。

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July 21, 2007

そこにある野生との側面衝突

国道45号陸前高田〜気仙沼間は、広田湾が見え隠れする景色の良い道路なんだけど、左は海右は山なんですね。きのう60km/h くらいで後のバンにちょっとあおられ気味で走ってたら、右の山からピョコタンとカモシカがでてきて、目の前に飛び出してきた。

070505d_rとっさにハンドルを左に、アクセルを少し踏み込み、左手のガードレールギリギリに避けたつもりだったが、ガツンと鈍い音。ぶつかってしまった。でもルームミラーを見たら、カモシカはガードレールを飛び越えていった。若いカモシカのようだった。

クルマを止めて探してみたが、すでに気配はなかった。がけをさらに下っていったのだろう。クルマのドアにはちょっと凹みができたし、それなりのショックもあった。たいしたことがないことを祈りたいのだが、こっちは60km/h のクルマ、無事で済んだとは思えない。

それにしても、怖かった。この道路では前に、カーブで反対車線のトラックを追いこしてきたクルマが
目の前に突っ込んできて、間一髪すれ違ったということもあった。二車線の道路にクルマが3台並んでいた。ちょっと間違ったら死んでいた。

あの時ほどではなかったが、かわせなかったらカモシカは即死、クルマは大破。こっちもケガはさけられなかったろうし、ピッタリ張り付いていた後のクルマに追突されて大ケガもあり得る。危なかった。

カモシカ発見、こっち来る、ブレーキ掛けても間に合わない、ブレーキ掛けたら追突される、スピード上げて左側抜けよう、もうちょっと左にいけるけどガードレールと接触するのもイヤ、相手はカモシカ多少ならぶつかってもやむなし、側面接触、ルームミラーで後方確認、カモシカはガードレールを飛び越え後のクルマは離れた、OK止まろう。

これがほぼ3-5秒くらいに起こった出来事で、非常に圧縮されている感じがする。ほとんど反射神経だけで行動しているようだ。いつもだとボヤッとしているのに、たまたまそのとき、ジミ・ヘンドリックスのパープル・ヘイズがかかっていて、リフをいちいち弾き別けているあたりを確認しつつ聴いてた。そのため頭が高速モードに入っていたことも幸いしたのかも知れん。

なんにせよ、飛び出してきたのが人ではなくて本当に良かった。ラッキーだった。神に感謝したい。本当に事故は怖いしイヤなので、これからも安全運転しますから引き続き助けて下さい。

宮城県石巻市の牡鹿半島では、増えすぎた鹿による事故が多発しているらしい。気仙沼でもかもしかは普通に町の中にやってくるようになっているし、みなさんも気をつけましょう。写真は、うちの裏の線路の土手にいたカモシカの携帯写真の拡大版。かなり荒れてて済みません。そういえば、列車がカモシカを撥ねたというニュースもあったよなー。

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July 17, 2007

カモメ

7月8日、気仙沼市では海の日にちなんで、漁船員とその家族を招待し客船で気仙沼大島を一周するクルーズがあった。一般もOKとのことだったので、ありがたく参加させてもらった。

070708g_r当日は梅雨も中休みという感じ、晴天微風絶好のクルーズ日和。気仙沼市民でもそうそう見られない大島の東側を、小さな島を縫って通ってくれたカメリアキッスという双胴の快速船に、おまえは釣り船かとツッコミをいれつつ写真を撮りまくった。

気仙沼湾奧は昭和40年代、生活排水や漁船の廃水などもあって、まるでチョコレートみたいに茶色い海だったのだが、下水道を整備したことや人々の意識の向上もあって最近ではだいぶキレイになってきた。でも船に乗ってみるとかなり茶色くがっかり。雨水が流れたせいだったのかもしれんが、大島瀬戸という大島の北側、平成30年までには橋を架けると県が約束しているあたりに入っても茶色く、養殖牡蠣なんかに影響はないのかと心配になる。

070708d_r船に乗る前に、かっぱえびせんを一袋用意していたのだが、乗船時渡されたおみやげ一式のなかにもかっぱえびせんの小袋が入っていた。船に乗るとえびせんを撒きカモメを寄せるのがお約束になっているわけで、船が出るとみんな競って撒きはじめるのですね。小袋なんかすぐなくなるのだけど、船内にはかっぱえびせんの自動販売機まであるので大丈夫なのです。

070708f_r気仙沼のカモメはえびせんが好きらしく、いつまでも船についてくる。けっこう速い船なんだけど負けずに追ってくるあたり、カモメは飛ぶ力も相当なのだと感心。

気仙沼のカモメは、たくましく繁殖しているようで、魚市場あたりでは落ちてる魚なんかをめぐり、カラスとの抗争を優勢に進めているし、冬には大川にやってくる白鳥のエサ場でも傍若無人にふるまっている。こないだは、海から10kmは内陸に入った岩手県旧室根村の田んぼで遊んでいるカモメをみかけ、おまえらはいったい田んぼでなにしてるんだと思った。ともかく、水がありさえすれば、カモメに敵はいないのかもしれない。


070708e_r勝倉漁業というマグロ遠洋漁をやっている会社のホームページにカモメ餌付け入門というコーナーがあるのだけど、こんかい撮りまくった写真に手から直接渡すところがたまたま写っていた。名人が乗船していたらしい(^^)

しかし、アイコンタクトをして投げるとスパッと空中でもっていくあたり、カモメの技は尋常ではない。一旦水に落ちたやつを喰うよりは楽なんだろうけど。

上手に飛ぶやつらは飛行姿勢も美しい。素人がこんな間近で鳥の飛翔を見られることはあんまりないと思う。エコ = 生態系という点からはちょっと難ありかもしれないので、そのうち見られなくなるかもしれんが、当分は船にのるたびかっぱえびせんは持ち込みたい。うちの奥さんは鳥が嫌いなので、ちょっと可愛そうだが。

070708h_rそれにしても、風景を撮っていたはずなのに、いつのまにかこんなにカモメが写っている。こないだは、唐桑の某所で、空一面に不気味なほどカモメが舞っている光景に驚いた。カラスならそういうのは見たことあるけど。そのうち町中にカモメが出没してゴミあさりとかしたらイヤかもしれん。カラスを駆逐すると、そのニッチにカモメがはいりこんでしまうなんてね。関係各位、ちょっとは注意して欲しい気もする。カラスもそれなりに頑張って欲しい。

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July 05, 2007

軽自動車

自分用のクルマを軽自動車にして2ヶ月になった。軽と云っても中古の平成10年モデルの三菱ミニカだからかなりあれだけど、走行距離は4万あまりで値段も格安、AUX-INジャックのある分不相応のカーオーディオが付いていてiPodを繋げガンガン聴くことが出来、かなり満足している。

070701e_r問題の燃費は 18km/L くらいで、もうちょっと走って欲しいと思ったが、クルマに詳しい小細工くんによればかなり良いほうだという。ふつうの人がふつうに使いながら測る、実用的な燃費を探っているe燃費というサイトによれば、18km/Lというのはトップクラスで、田舎道を止まらないで走るからそこまで延びているのだろう。

軽自動車は燃費がよいというのは幻想で、安全性を高めるためボディーを強化したり居住性をよくするため車高を上げたり、不要な豪華装備があったり、小さなエンジンで出力を上げるため高回転型にしたりと、実際のところそんなに燃費がよくないことが多かったらしい。

でも、最近は燃費の良さが売れ行きに直結する世の中になってきていて、実用燃費ではプリウスなどハイブリッド車と肩を並べるところまで来ているようだ。

軽自動車というくくりはとっくに形骸化している、軽を優遇する意味はほとんどなくなっていると思う。当然、これから優遇するべきはエコカーであろう。

では、軽自動車はエコではないのか。わたしの狭い経験と了見から云うと、燃費をウリにした軽はいまのままでもかなりエコだ。プリウスよりは遙かにエコ度が高いし、もっと高くできる可能性は大きい。

プリウスは、巨大なバッテリーを積んでいて重い。もちろん作るのにも運航するのにもかなり大きなエネルギーを必要とする。燃料を上手に使うことではエコだが、存在そのものはあまりエコではないのだ。最終的にバッテリーを処理することを考えると、有害物質排出の総量も現行車と大差ないという意見もある。

プリウスは、本来クラウンやベンツなど高級車に乗ってしかるべき人が、見栄を守りつつエコに貢献するクルマなんですね。たぶん。

ですから、わしは、これからは軽エコというべきジャンルがあってもいいのではと思っているのです。庶民が普通に乗るクルマ。一人で乗ることが多いタイプのクルマ。小さくても剛性の高いボディと高速性能はなくても、実用域でねばり強く使いやすいく燃費のよいエンジン。

むかし、ダイハツシャレードに積まれていたディーゼルターボはよかったよなあ。あれ、どうして消えたんだろう。ディーゼルに対する排ガス規制が厳しくなったということも、音がうるさいということもキビキビしてないということもあったのかもしれない。

でも、ディーゼルエンジンが効率が良いことはハッキリしてるし、いまなら排出ガスもかなりキレイにできる。軽メーカー各社で協力しエンジンを作り、パーツも共用しリサイクル度を高めるなどし、その軽エコ車にはガソリン税を免除するなどおもいっきり優遇する。

どうかな。ま、ムリだろうけど。
じゃ、とりあえず、パッソとブーンにディーゼルエンジンを積んでくれないかな。マジ買うかもしれん。

写真は栗原市、栗駒山系の川にある砂防ダムの初夏。滝みたいでキレイだけどエコではない。

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July 02, 2007

世界谷地と温湯温泉

栗駒山は宮城秋田岩手にまたがる山で、奥羽山脈だと平凡な山になるのかもしれないが、その一帯は温泉がいたるところにあり、しかも秘湯が多い。

栗駒山系と大きく考えると、もしかして鳴子や鬼頭あたりまで入れてもいいのかもしれないが、ともかく湯量の豊富な源泉掛け流しの温泉があたりまえ。

070701a_rその栗駒山の中腹宮城側南向きに世界谷地と呼ばれる湿原があり、保護されている。のだが、木の電柱みたいな杭を打ち込んで板を渡してあり、その上を歩いて湿地をみることができるあたり、生態系を丸ごと守るというのからみたらちょっと微妙かも。

そんで、例年6月の終わりニッコウキスゲの群生地が見頃になり多くの人が、湿原を荒らしにでかける(^^;
ということで、荒らしてきました。すんません。ことしのニッコウキスゲは数年ぶりの大当たりだったらしいが、きのうだとギリギリセーフって感じか。それでも、天気がよかったし、思ったほど人もでていないし板の上を自由に飛び廻って最高。わたすげもちらほらとあったり、やっぱ山はいいのう。

070701c_rそのあとどうするか現地で相談の結果、去年の駒ノ湯も捨てがたいがきょうは温湯温泉佐藤旅館に行くことに。温湯は同じ栗駒山系宮城側で直線距離だと5kmも離れていないのに道がないので迂回していくと30km近くかかるのですね。いっかい山を下りてもう一回登るみたい。

それでも、いってみる価値は十分あるんだよね。お湯も歴史的な名湯らしいが、実は建物がいいのです。こんな雪のふかいところに良く残したなあというか。見えないところでかなり苦労しているのかもしれん。

070701d_r駒ノ湯は古い旅館をそのたたずまいは残したまま、キッチリモダンに直していたが、この佐藤旅館もそのうち改修するようになるのだろうな。というか、この先も長く続くよう良い改修をしてほしい<勝手なたわごと

露天はぬるいんだけど、かえってそのほうがいつまでも入ってられていい。熱いのがにがてな息子も気に入ったし。内湯はだれもいなくて、プールのようにしてあそんでしまった。

写真は、上からニッコウキスゲの接写。佐藤旅館の露天風呂前の風景。佐藤旅館の有名な中庭。この中庭が旧街道跡になってるんですね。

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コメントスパム規制

前回の記事以降、人をバカにするようにコメントspamが増え続け、うんざり。
しかも、こっちが「露骨なクソスパム」などと書くと、自分のblogなのにspam防止認証画像による規制が出てくる始末。

しょうがない。

みなさんにはご面倒でしょうが、凡てのコメント投稿にspam防止認証画像による英数字の入力が必要になるようにします。どうぞ、よろしくお願いします。

それでもspamが通り抜けてくるようなら、わしゃ知らん<かなり投げやり

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June 25, 2007

おれの字を使え

spam防止認証画像というものがある。CAPTCHA (Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart) と云われているようだが、コメントを書き込むときになんだかわけのわからない変に歪んだ英文字を正しく読んで書き込むとやっとコメントを書き込む事ができるようになる、あれのことです。

自動的にspamを送り込んでくる迷惑なやつらのため、そんな面倒なことにつきあわねばならないなんて、閉口するばかりだけど、しょうがなくこのブログでも導入している。niftyでは、怪しい投稿を自動的に判断しそういうのだけにCAPTCHAを出すというオプションがあるので、それを使っている。

070625z_rしかしですね、そのシステムは間抜けでアナだらけなんですね。いつも変なコメントが入ってウンザリしている。いや、悪い業者がそういうのをすり抜ける手口が巧みなのは分かるけど、でもあからさまにhtmlでリンクを張りまくってるやつとか、エロな用語満載のコメントが素通りしてくるのは、やっぱりおかしいと思う。

さらに、自分のblogに書き込むときにCAPTCHAが出たりする。認証していないとは云え、自分の名前で、どう見ても怪しい内容とは思えないのにCAPTCHAが出るのである。

niftyに対する技術的な信頼は、このまえの大メンテもあって、わしすっかりなくなっているから半ばあきらめてはいるけど、ウンザリには違いない。

もちろん、トラックバックスパムもどんどん届く。そっちは承認してから表示する設定にしてしまった。即時性が薄れては意味ないとも思うけど、沢山届いてしまうからどうしようもない。

写真は、気仙沼三筆の一人、わしの味わいあるCAPTCHA用フォント。のりおくんとC田さんと3人会わせるといいのが出来るぞ。もっとも、読めなくては意味ないか。

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June 19, 2007

Knife (アズテック・カメラ2)

070617c_r蕪村の句に「春の海 ひねもすのたりのたりかな」という名句がある。もしかして、ちばてつやの「のたり松太郎」もここから来てるのかな。

ゆったりとのんびりとしているけど、底知れず深いなにか得体のしれない不気味さがチラリと見えるあたり名句なのかもしれんと勝手に思っている。

写真は伊達政宗が作らせ、命により家来の支倉常長一行がローマに向かい太平洋を渡ったサン・ファン・バウティスタ号のレプリカで、石巻市のサンファン館で見ることが出来る。これは自力で航行できない帆船だけど、それでも初夏の海を背にひねもすキリッと美しくはあるがもったりしている。

Knife_r
そうそう、なんで蕪村の句がでてきたのかというと、アズテック・カメラには「Knife」という傑作アルバムがあってその掉尾を飾るのが Knife という名曲なんですね。これは80年代ポストパンクを通り越した、掛け値無しの名曲だと思うのだがあまり知られていないのは残念。

わたし、この曲を聴くと、なんでかしらないが蕪村の春の海…を思い出してしまうんだよね。ゆったりと通奏低音のように流れるメロディ、メインのボーカル、ベースの奏でる豊かに響くメロディ、様々なメロディが入れ違うように重なるように流れる中、遠雷やキラキラがチラリと光る。9分を超すこの曲は、盛り上がるような上がらないような曖昧な感じを残しつつ、ともかくゆったりと美しくうねって消えていくのですね。

蕪村の句よりはずっと動きがあるし、英国の海岸の低くたれ込めた雲と暗くうねる海という感じで、春のボンヤリした海とは違うのだけど、なんだかどこかに共通点があるような気がする。妖怪がどこかにひそんでいる感じがするのかな。

ロックというと、とかくメロディが忘れられるのだけど、わしはやはり美しいメロディが好きなんだとこの曲を聴くと思うのです。この曲にひそんでいる妖怪は美しい女の妖怪に違いない。

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June 13, 2007

上鹿折駅

前回、折壁駅について書いたら、ドラゴンレール大船渡線(観光・イベント情報)【e】

ドラゴンレール大船渡線(観光・イベント情報)
さんから上鹿折駅が良いとおしえてもらった。いまは、駅舎が新しくなってしまったが、古い駅舎のときの上鹿折駅はそれはそれは良かったらしい。

070610a_rJR東日本は、無人駅の古い駅舎を小さな小屋程度のものに立替ることにしているのだね。そういえば、矢越も小梨も新しくなってた。それぞれ面白い作りで、工夫はしてあるけど小屋は小屋、歴史ある駅舎にはかなわない。

ともかく、子どもたちをつれてちょっと行ってきたのだが、あらまあ、駅へ至る小道からして趣あるし、ホームも二つあるし貨物用の引き込み線もまだ残っていて立派な駅。やはり、折壁駅と同じように近所の人たちがキレイに保っているようだ。本当にすばらしい。

気仙沼に長く住んでいながら、この駅のことを全くしらなかったのは迂闊だった。一関方面は鉄道が国道沿いにあるんだけど、高田方面は道路は海沿いだけど鉄道は山越えだからすっかり盲点になっていた。

070610b_r大船渡線はここから山に入り、飯盛峠をトンネルで抜けると岩手県陸前高田市矢作となる。しかし、人口わずかな小さな集落に引き込み線付きのこんな立派な駅があったとは。やっぱ鹿折金山があったころは、繁栄していたということなのかな。

気仙沼という漁港の影も形もないすっかり山里、大船渡線はやはり奥が深い。

上の写真は、ホームから高田方面に向かって延びる線路。引き込み線付き。わりと普通に真っ直ぐ走ってるけど山に向かっております。下は新緑に映えるホーム。

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June 06, 2007

大船渡線

070101e_rJR大船渡線は、面白いローカル線だ。

まあ、ローカル線というものは凡て面白いのだと思うけど、この線路がつくられた大正時代は日本では稀な政友会と憲政会の二大政党時代で、その綱引きの結果、大船渡線はなべづる線になってしまった。千厩から先の人々は、いつも10キロほど余計なところを走らされている。

クネクネ曲がって走るから、いまではドラゴンレールという愛称がついてるんだけど。

大船渡線は、気仙沼市を通ってはいるのだけど、市の中心部をトンネルでパスし、山にドンドン入っていって隣の岩手県陸前高田市に至る。大船渡線に関しては、気仙沼に海はない。国道45号も似たようなもんだけど、それにしてもおかしな鉄道だと思う。

大船渡線については、「ドラゴンレール大船渡線」が面白い。昔の列車や沿線の写真もあって懐かしいのです。

070603b_rこないだ、岩手県旧室根村で毎年行われる「森は海の恋人」植樹祭に参加した帰り、またも大船渡線折壁駅に寄ってしまった。なぜかしらないけど、小学一年生の息子がとても気に入ってるのです。

上の写真は、気仙沼駅近くにあるお天神さんの表参道、跨線橋から撮ったもの。列車は気仙沼市役所をパスしたトンネルを抜け気仙沼駅に向かうところ。

次の写真は、息子が撮った折壁駅の反対側ホームの小さな待合室。折壁駅はホームが二つあってすれ違い出来るのです。無人駅なんだけど、ポイントは遠隔操作なのかな。

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